うさこ
『めしねぶ』

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瀬戸内寂聴
体の動かないわが身が腹立たしく、私は悶々と悩みつづけました。
そのあげく、ふと気づいたら、私の体調は変化していたのです。
寝たっきりで、四六時中あれほど痛がった脚の痛みがずいぶん和らいでいます。
トイレに行けず食事もベッドに運ばれ、顔も洗えず、風呂にも五十日も入れなかったのに、そのすべてが今はクリアされていたのです。
半年で治るという医者の言葉は正しかったのです。四月で半年目になります。

「無常」とは、同じ状態はつづかないことと、私は法話のたび、話してきました。
その通りです。

今、生き地獄のどん底の状態の日本も東北の被災地の方々も、このどん底から、気がつけば、変化していたと気づく日が必ず訪れるはずです。
これだけ国民のすべてが心を一つにしてがんばっている努力が報われないことはないと、希望を忘れないでいてください。
私は体がきくようになれば、何でもして少しでも役に立ちたいと今、切実に思っています。
待っていてください。

                              (SANKEI EXPRESS 2011.3.23 )

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瀬戸内寂聴(せとうち・じゃくちょう)
22年徳島市生まれ。全国で法話の会を開き、老若男女の悩みに答えてきた。著書は「夏の終り」「かの子撩乱」など多数。「源氏物語」の現代語訳も達成した。06年に文化勲章。

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