FC2ブログ

うさこ
『めしねぶ』

目黒シネマ公式ブログ
目黒シネマがTシャツを作りました!ロックTシャツを!!通販もスタート!!!

2019年にスタートした目黒シネマオリジナルTシャツ。多くの方々に愛され、現在も大人気な映写機モデルに続き、2020年も新たなデザインで発売となりました!
「出来立てアツアツ!込めた想いもアツアツ!」新作Tシャツの誕生までを、デザインプロデュースの当館M支配人、作画を担当したスタッフのジマ・ドングリに聞いてみました!


【老舗映画館がロックTシャツ作っちゃいました。通販も始めちゃいました。】

 ―― ―― ―― ―― ―― ―― ―― ―― ―― ―― ―― ―― ―― ―― ―― ―― ―― ―― ―― ―― 

――目黒シネマ2020年バージョンTシャツが完成、通販も始まりました!
昨年のデザインとは大幅なイメージチェンジとなっていますよね。
そこにはどういった意味が込められているのですか?

M支配人 新作を考え始めた当初は、前作の映写機デザインに次いだ『映写機関係の道具たち3シリーズ』をイメージしていました。ですが、ちょうどその頃コロナが世界を混乱させはじめ、日本も世界も困っている状況でした。

1.jpg
                 目黒シネマ公式キャラクターの3人組がポイント!

M支配人 ときに、Tシャツの絵柄っていうのは一つの主張や表現となるものだと思っています。
大変なことが世界中を覆っている2020年、そのことを無視したものは作れない。そこで、今の時代を考慮したデザインで、かつ前作と圧倒的に異なるものにしようと決めました。そこに、僕の中に元々存在していた“力強さ”と“前向き”というテーマを絵柄に込めました。

――それでこのような力強い、ロック風なデザインになったのですね。
Tシャツのキャラクターたちが前進しているデザインは、イラスト担当のスタッフと話して決められたのですか?

M支配人 そうですね。大体の方向性が決まってから、イラスト担当のスタッフとディスカッションを重ね、アイデアのブラッシュアップをしました。意見交換をしていく中で、目黒シネマのキャラクター(実は以前から存在していました)を使ってみてはという話になり、その方向でデザインを考えてみてくださいとお願いをしました。
提案してくれたデザインには、ディフォルメされたキャラクターの顔や、可愛らしいテイストなど様々ありましたが、その中に強く描きこまれたラフ案が1点ありました。

――映画館グッズとしてだけでなく、一枚のロックなTシャツとして魅力的なビジュアルになっていますよね!

M支配人 そこは大事にしました!この間、このTシャツを着て道を歩いてたら、すごく注目してくださる男性がいらっしゃって嬉しかったですね。色も真っ黒じゃなく、ビンテージ感ある墨色なのがこだわりですよね。


【スタッフ渾身の描き下ろし!その総制作時間は150時間!】
 ―― ―― ―― ―― ―― ―― ―― ―― ―― ―― ―― ―― ―― ―― ―― ―― ―― ―― ―― ―― 

2019年バージョンTシャツに続き、今年も目黒シネマ現役スタッフのジマ・ドングリによるデザイン!
多彩なアイデアの誕生から完成まで、M支配人と二人三脚で作り上げたその裏側を深堀り!


---イラストデザインはどのように進めましたか?

ジマ・ドングリ 支配人からジャンヌダルクみたいにしたい」とイメージ提案が突然来まして、最初はよく分からなかったのですが、今の時代を考慮されているんだなと理解しました。
まず、赤い旗を掲げて前進するイメージのラフを3〜4パターン私から提案しました。その中に今回の力強い西洋絵画風デザインがあり、支配人が一目見て「これだ!」と。それが今回のデザインとなりました。
3.jpg
                           原画を制作するジマ・ドングリ

――塗りの陰影にこだわりを感じるイラストになってますよね。

ジマ・ドングリ 立体感や厚みを感じさせる塗りにはこだわりました。他の線画の案に比べて、これに決まったら正直大変だなと思ったんですけど、新たな挑戦だと思い実験しながら描いていきました。

――ロゴにも随所にこだわりを感じます。

ジマ・ドングリ ありがとうございます。ロゴを作るのは好きなんです。今回はロックなテイストで、全て同じ形の三角形を用いて作ってみました。ロゴもいくつか提案しましたが、このちょっと尖った感じのデザインに決まりました。

――今回はTシャツデザインに関わってますが、普段はどんな仕事をされているのですか?

ジマ・ドングリ 来館したお客様に、上映作品やスケジュールをお知らせする「手作り番組表」の表紙イラストを、1〜2週間おきに描いています。もともと模写が得意だったのですが、最近では想像して色んなものが描けるようになりました。また、多様な映画作品に合う絵柄を考えて描いているうちに、描ける幅がすごく広がったなと感じています。それがすごくありがたいですね。

4.jpg
                   ジマ・ドングリが手掛けてきた番組表の表紙たち

――絵を描く時に、どのようなこだわりや想いを込めて描いてますか?

ジマ・ドングリ 描くテーマに対して、“自分の思うイメージ・目黒シネマとしてのイメージ・お客様目線のイメージ”を考えて、そこを同じにできたらいいなと思っています。正直、自分以外の頭の中って分からないんですけど、私なりの客観的感覚を持って「このデザインでいいのか?」「この絵柄で合うのか?」など常にバランスを意識しています。
あと一番は、“自分が満足できるもの”にすることですね。もちろん時間の制約もありますし、満足までいかないこともあります…というよりその方が多いかもしれなです。ですが、理想とするクオリティのライン、そこを少しでも超えるものを目指しています。


【「映画観に行かない?」を「目黒シネマに行かない?」に】
 ―― ―― ―― ―― ―― ―― ―― ―― ―― ―― ―― ―― ―― ―― ―― ―― ―― ―― ―― ―― 

スタッフによる作品を模したコスプレ、自力アートの制作と展示などなど、映画館の枠を超える目黒シネマ。“映画館×カルチャー”を掲げ、訪れる方々の心を揺さぶるその理由は…


――“映画館×カルチャー”をキーワードにされていますが具体的にはどういうことですか?

M支配人 地下にある小さな映画館の目黒シネマでも、「小さいからできない」という考え方よりも、「小さいからできる」ことや「小さくても可能性に満ち溢れた場所」でありたいと昔から思っています。ただこじんまりと「映画館ってこういうものだよな」といった作り方があまり好きではなくて。
これまでも、映画図書の貸し出しサービスや上映作品に関係した制作物の展示を行いました。それは図書館の様であり、美術館のようでもありますよね。
映画を観に来られたお客様は、映画で満足はしてくださるとは思いますが、プラスα他のカルチャーに触れることができる場にしたいです。きっかけなんて何でもいいと思うんですよね、ただそのきっかけを作りたいっていうのがあって。
“こんな感じ”と自分でてっぺんを決めずに、もっと自由に色んな発想とやり方で、アメーバのようにグニョグニョしていて広がっていくみたいな、そういう感覚のほうがやっているこっちも楽しいので、お客様も楽しんでいただければ一番いいよなと思っています。それは作品選びにも影響していますね。

2-1.jpg
当館名物となりつつある「AKIRA」フィルム上映。ファンアートのジャケットを羽織って。

――映画館にとらわれない、自由な発想がこのロックTシャツにも詰まっていますね。

M支配人 元気を出したい時にこのTシャツを着ていただきたいと思っています。


【開館100周年となる35年後の上映作品は…?】
 ―― ―― ―― ―― ―― ―― ―― ―― ―― ―― ―― ―― ―― ―― ―― ―― ―― ―― ―― ―― 

――最後になりますが、映画館としてこれからどんなことをやっていきますか?

M支配人
 やはり今はまだ思い切ったことができない状況です。感染対策として座席数は半分で営業していますし、その補填としての考えもあり、Tシャツやトートバッグを作ったりしてきました。今は不安で映画館に来られない方にも、通販で目黒シネマを身近に感じてもらえたらと思っています。
今、イベントをやりたい監督や、様々な上映企画があるのにできない、そんなもどかしさがある中でどう実現していくのか?これは今後の課題になっていくなと感じています。
休業再開後はイチから目黒シネマを作り直すつもりでやってきました。足を運んでくれた方が、このちょっと不思議な映画館が好き、ここで働きたいなと思ってくだされば嬉しいですね。先代から受け取ったバトンを、僕から3代目の支配人へ渡していく中で、僕らと同じ熱量で目黒シネマに関わりたいと思ってくれる方に、これからもこの名画座を守っていってほしいんです。そして100年と続いていってほしいなと思います。

5.jpg
        劇場に見本をご用意しておりますので、是非お立ち寄りくださいませ!

――来年のTシャツデザインも楽しみですね!

M支配人
 そうですね。来年の世界がどんな風になっているのか、そこに目黒シネマがどう関わっているのかまだ分からないですからね。
その時になってみて、大切だと思うことを表現していきたいと思っています。乞うご期待です!


  取材 コエド霧子(消しゴムスタンプ担当スタッフ)
  写真 夏林ふぁる子(劇場オリジナルポスター担当スタッフ)
  文  上林エエヤン(場内アナウンス担当スタッフ)
新型コロナウイルス感染予防対策のお知らせ
corona_taisaku_0919.png
gekijou_torikumi_0919.png
新型コロナウイルス感染予防対策のお知らせ
コロナ対策
ボヘミアン・ラプソディ胸アツ応援上映アンコール開催決定!
いつも目黒シネマをご愛顧いただき、誠にありがとうございます。

9月28日(土)からの『ボヘミアン・ラプソディ』『グレイテスト・ショーマン』の
アンコール上映のなかで、『ボヘミアン・ラプソディ』の応援上映の開催が決定しました!

目黒シネマ2回目の応援上映です♪

開催日時は10月5日(土)の19時30分~
19時15分にご集合いただき、整理券付き前売り券の番号順でのご入場となります。

ご入場には9月28日(土)11時から目黒シネマの受付で販売する
整理券付き前売り券が必要になります。

整理券付き前売り券の販売の詳細、当日のルールについて、
下の画像をよくご確認いただき、ご来場いただきますようお願いいたします。

※前売り券を販売するのは
【10月5日(土)19時30分からの『ボヘミアン・ラプソディ』応援上映回のみ】です。

その他の通常上映回については、当日券のみの取り扱いになりますので
ご注意くださいませ。


【2回目】ボヘミアン・ラプソディ応援上映チケット詳細
【2回目】ボヘミアン・ラプソディ応援上映注意事項

ご入場料金改定のお知らせ
いつも目黒シネマを応援してくださり、誠にありがとうございます。

目黒シネマは2019年10月1日(火)より下の表のとおり
ご入場料金の一部を改定させていただくことになりました。

少しでもお安く、魅力的な映画をお届けしたいと日々運営努力をして参りました。
しかしながらアルバイト人件費を中心とした運営コストの上昇や
老朽化した各種設備コストの負担増により、店舗努力のみでこれらの吸収は極めて困難であると判断し、
やむを得ずご入場料金の一部を改定させていただくことになりました。

今後もお客様にご満足いただける映画館作りに励み、名画座の灯を消さないよう
スタッフ一同努めて参りますので、何卒ご理解賜りますようお願い申し上げます。


料金改定のお知らせ
Designed by aykm.